さまよえる中級の壁をのりこえる


   https://www.ato-shoten.co.jp/public/images/fe/c7/a8/5dba91e5d07167dbeab7187c45e301af.jpg?1517385720#w

暖かい4月を迎えると何か始めてみたくなるものです。
途切れていた中国語の勉強を再開してみようかと
考えている人もいるかも知れません。
いや、ぜひいて欲しい!
特に、簡単な挨拶ならできるのに、
それ以上のステップになかなか上がれない
所謂「さまよえる中級」の皆さん。


独学にも使える良いテキストがあるのです。
このチャンスに中国語学習を再開してみませんか?


ご紹介する『漢語風』シリーズは
難易度が1~8級までに分かれている読み物教材です。


物語の本文にそれを朗読したMP3が付いている、
(第2版は裏表紙にダウンロードできるQRコードが付いてます)
一見すると普通の閲読用テキストです。

サイズも小さくページ数も少ないので
余計に大したことなさそうに思わせますが、
このペラペラ感がポイントの1つです!


あまり厚いテキストを選んでしまうと、
途中で投げ出した時に自分自身に対して罪悪感がありませんか?
これなら「とりあえず三分の一はやったもん!」と
ポジティブに受け止められます。

どんなに良いテキストだからと言っても、所詮は学習のための道具。
いかに使うかでその効果が違ってきます!私の弱点はリスニング能力!
それを 補強訓練する一例をご紹介します。

今回は『漢語風』シリーズ第3級の『画皮』を使って

1

1.いきなり音声を聞いてディクティエーション。

文字内容を見ないで音声を聞き書き取り。
一気に音声を流しては追いつけないので、
文章が切れたであろうところで、一旦音を止めては書いています。
それが鉛筆書きの 黒い文字 です。
よく分からなかったところは空けてあります

2.もう一度聞きながら抜けた所を埋めたり、訂正したりします。
2回目は途中で切らずに通しで音声を流し、青色のペン で書いていきます。

3.テキストを見て答え合わせ。
テキストの文字を見ながら出来ていないところを 赤ペン で添削します。

自分ルール
甘え心でひたすら聞きなおしてしまうので
『音声を聞けるのは2回だけ!』とします。

集中力が途切れないように1度で聞く量は少なめ、
今回のは普通の速度、訳2分間の分量です。

と、ここまでやってみたのがこのノートです。

ここをクリックして拡大できます

https://www.ato-shoten.co.jp/public/images/a5/a0/d9/264a646bd6356f2785d8e0a6740684d0.jpg?1517292987#h 拡大できます

先ず「字が汚い」という感想をもつでしょうが、そこは無視してください!
青文字で書けているところは結果オーライと目をつむり、
赤文字に注目します。

ここが自分の苦手なところなのでそこをじっくり反省しましょう。


学習ポイント1
想・像・想像 は音が似ているけれどそれぞれ別の使い方があることを再確認。


今回の私の反省点は下から3行目の “也想像人那样过日子” の部分です。
この文章を聞いた時 “想像” で「想像する」という単語だと思い込み
「○○○の日を想像もした」という文章だと早とちりしました。

実際には “想” だけで「○○したい」の意味で、
その後ろの “像” は「○○のようだ」の意味で使われていたのです。
全体で「人間のように過ごしたいとも思った」という内容でした。

こういった早とちりは会話でもたびたび起こるので
今回の間違いを次に活かせるようにしたいです。


学習ポイント2
今回は 变・围・喝 を正しく覚えて、日本語文字と簡体字の違いを再確認。


もう1つの反省は漢字の書き取りです。
簡体字の “变” “围” はそれぞれ日本語文字を書いてしまっています。
また、第三者の男性を表す “他” と書いてしまっていますが、
ここでは妖怪をさしているので人以外の物や動物などを指す
“它” にしなくてはいけません。
そして “喝” にいたっては完全な間違いです。

普段漢字を手書きすることが減ってしまっているので、
この訓練は文字をチェックする良い機会になります。
文字が書けなくて中国での筆談もままならないという
悲劇に出会わないためでもあります。

毎回2、3箇所を学習ポイントとして押さえる程度にしておきます。

他にも色々とありますがあまり突き詰めすぎるとショックでやる気が無くなったり、
「こんなに覚えなくちゃいけないのは無理」と投げ出しかねないからです。

今回はこまでで所要時間訳30分くらいです。
あとはこれを毎日とまではいかなくてもいいので繰り返すこと。

『漢語風』は古典風から可愛らしいものまで
バラエティーに富んだ内容がそろっていることが良いところです。


読み物の内容が面白ければ続きが気になるので次もチャレンジしたくなるはず!
今回選んだ『画皮』は清代の小説『聊斎志異』の中の一部で、
中国の周迅(ジョウ・シュン)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)という二人の女優が
競演したことで大ヒットした映画や別のキャストでテレビドラマにもなった作品です。


(YouTube)

私はこれを『聊斎志異』だから選んだのではなく、
映画の原作だからというミーハーな理由で選びました。
不謹慎かもしれませんが
継続する原動力は、そんなお気楽なところに
あったりすると思いませんか?



画皮・ペインデットスキン』は映画原作として小説版も2冊出ています。
映画から入ったという方はこちらも楽しめるのではないでしょうか。

(文・スタッフS)


その他語学教材はこちらからどうぞ

https://www.ato-shoten.co.jp/public/images/17/03/9e/7c5215d478ab39ea35c2e439e6402e23.jpg?1516594196#w

楽天でも購入できます。

  • 知日

  • Yahoo!ポイントがたまる。

  • 楽天ポイントがたまる。
  • 亜東書店オンラインストアでは、実在性の証明とプライバシー保護のため、ジオトラスト日本のSSLサーバ証明書を使用し、SSL暗号化通信を実現しています。