SFが読みたい!ヒューゴー賞受賞作品

読書芸人こと又吉直樹さんが絶賛していた「紙の動物園」、
早川書房から出ている文庫タイプは、
黄色のトラと、赤いスカーフを巻いた狐の表紙が並びます。
短編集なので、とても読みやすい感じです。







奇点遺民 StayingBehind (紙の動物園他)(中国語)

内容はSF小説なのですが、「紙の動物園」は特に女性に、
「もののあわれ」は男性に人気があるとの事です。
「紙の動物園」は折り紙で作った動物に命を吹き込むことのできる母親が、
「もののあわれ」では宇宙船で旅に出る話が出てきます。
読後感は、SF特有のそこはかとなく、
もの悲しい、優しい気分に浸れます。


著者はケン・リュウ ( Ken Liu・中国語:劉宇昆)。
中国系アメリカ人の小説家で、SF作品を得意とし、
2012年に、「紙の動物園」でネビュラ賞とヒューゴー賞と
世界幻想文学大賞の短編部門で受賞、史上初の三冠を達成しています。
また中国の優れたSF文学を英語翻訳している翻訳家としても有名です。


彼が英語翻訳した劉慈欣の「三体(Three-body problem)」は、
文化大革命時代、宇宙人による地球への侵略を描いたSF小説で、
オバマ元大統領やマーク・ザッカーバーグらもとりこにしました。


 三体(中国語)

2015年には、アジア人初となるヒューゴー賞を獲得した
劉慈欣(リュウ・ジキン)。
彼がSFに興味を持つきっかけになったのは
ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』で、
その後アーサー・C・クラークの『2001年宇宙の旅』だったというのも、
なにか不思議な運命を感じますね。




 北京折畳(Folding Beijing)他(中国語)

2016年には、中国の若手女性作家、郝景芳(ハオ・ジンファン)が
「北京折畳」でヒューゴ-賞を受賞。

あらすじ
異形の都市北京。そこは貧富の差により3つの空間が存在し、
各空間で人々がそれぞれ生活しているものの、
さまざまな原因でそれが交錯してしまうという世界が描かれている。

ケン・リュウが精選し、中原尚哉が日本語に翻訳した、
中国SFの最前線を奔る作家たちが満を持して放つアンソロジー。
「折りたたみ北京」(日本語)
元祖中国系アメリカ人SF作家、テッド・チャン(姜峯楠)の
「あなたの人生の物語」(日本語)
こちらもおススメです。





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