中国画大師・斉白石

2018年10月30日(火) ~ 12月25日(火)
東京国立博物館「中国近代絵画の巨匠 斉白石」

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斉白石(1864~1957)は、現代中国を代表する人気画家の一人です。
湖南省湘潭の貧農に生まれ、幼い頃から絵を描くことが好きな少年
でした。躰が弱かったので、大工、家具職人として生計を立てます。
20代では本格的に画譜や古画を学び、
30代で書、篆刻を独学、40代で中国各地を旅します。

西太后が絶大な権力を握っていた清末時代は、アヘン戦争、
日清戦争、義和団の乱など国内外の争いが続いていました。
戦渦を避け、斉白石は50代で北京に拠点を移します。

当時の北京は保守的な風潮が色濃く、農民出身で木工だった
白石は辛い目に遭いますが、有名な画家、陳師曽により
その才能を見出され、1922年、東京で開催された日中共同
絵画展がきっかけで国際的な評価が一気に高まります。

当時中国駐在の外交官、須磨弥吉郎は白石を後援、多くの作品を蒐集、
須磨コレクションとして、京都国立博物館などに収蔵されています。

また多くの弟子に慕われ、世界的彫刻家となったイサム・ノグチ
(24歳)や京劇スターの梅蘭芳なども白石から画法を学んでいます。



斉白石は、徐渭の奔放な溌墨、石濤八大山人のシンプルで深淵な
筆さばき、呉昌碩の書法などを吸収して、新しい画風を確立、
1956年には国際平和賞を受賞し、陳半丁陳師曽・凌文淵
と共に、京師四大画家と呼ばれました。
また、生涯3度の結婚、12人の子女を授かりました。
90歳を過ぎても精力的に活躍し、1年で600点の作品を描いた
事でも知られています。享年95歳。

(文・H)


同時代に活躍した人々
呉昌碩  黄賓虹  徐悲鴻  張大千  溥儒  任頤  傅抱石など。

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